24春闘アンケート生活「苦しい」いまだ7割是非アンケートにご協力下さい

今回は24春闘アンケートの項目ごとの集計結果を発表します。集計結果は、日本IBMグループ、キンドリルジャパン・グループの、SE系、コンサル、営業系、事務系など幅広い職種の皆さんの、生活、職場に関する要求や思いの反映です。皆さんにご協力頂いた春闘アンケートの結果は、春闘要求書の賃上げ要求額などの具体的な要求づくりのベースとなります。24春闘アンケートの回答はまだ受け付けておりますので、ご回答がお済みでない方は是非アンケートにご協力下さい。

賃上げ要求平均額

賃上げ要求平均額は、55,152円となり、3年連続で5万円を超える高水準となりました。また、在宅勤務手当(日額)要求平均額は402円となり、キンドリルジャパンの日額200円の2倍となっています。既報の通り、日本IBM、キンドリルジャパン両社の賃上げは物価高騰に追いついていません。その原因は、昨年の組合推定平均賃上げ率(本体・バンド7以下)が日本IBMが1.0%、キンドリルジャパンが1.7%と両社とも低水準であったこと、加えて両社ともに賃上げが1回分少ないこと(2020年から2023年の4間に3回)にあります。

生活「苦しい」67%

 

賃上げ要求の背景にある生活実感は、「かなり苦しい」「やや苦しい」の合計が66.7%になり、昨年より下がったものの、いまだ約7割にのぼっています。依然3人に2人が生活が苦しいと実感しているのです。この数字には、賃上げが物価高騰に追いついていない「実質賃下げ」という従業員の生活実態がはっきりと表れています。

職場の不安・不満

職場の不安・不満は、「賃金」が61.9%で昨年に続きトップ、続いて「雇用・リストラ」52.4%、「査定・評価」35.7%となりました。特に「賃金」は昨年に続き6割を超える高水準となりました。

組合に加入し、いっしょにたたかいましょう

24春闘では、なんとしても、物価高騰からくらしをまもる大幅賃上げをストライキを構えた交渉で勝ち取らなければなりません。
従業員の皆さん、今こそ組合に加入し、いっしょにたたかいましょう。組合へのご連絡は3面の「組合なんでも相談窓口」までお願いします。ウェブからは組合トップページ上部にある「ご意見ご相談」をクリックし、記入、送信して下さい。

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