シニア制度改善が大きく前進

キンドリルジャパン、来年1月に制度改定へシニア契約社員、月給19万円から25万円に

シニア・プロフェッショナル制度でも契約時のバンド条件を拡大(バンド8以上から6以上に)

キンドリルジャパンは10月27日、2024年1月1日付でシニア制度を改定することを発表しました。今回の改定(左図参照)では、まず、シニア契約社員の月額給与(週5日勤務)が19万円から25万円に賃上げされます。年収は228万円から300万円になります。さらに、シニア・プロフェッショナル制度でも次の点が変わります。・契約時のバンド条件がバンド8以上から6以上に拡大・初回の契約期間が(一定の条件をもとに)最長で次年度末まで、から最長2年に変更このようにシニア契約社員の月給は、昨年までの東京都の最低賃金ぎりぎりの17万円から、ほぼ1年で世間の水準に近づくことになります。(下図参照)シニア・プロフェッショナルでも雇用機会が拡大します。組合が訴え続けてきたシニア制度改善が大きく前進します。

広がる日本IBMとの差

日本IBMではシニア契約社員の月額給与(週5日勤務)がようやく10月に18万5千円(下図参照)になりましたが、シニア・プロフェッショナル制度の契約時のバンド条件はバンド8以上で据え置きです。キンドリルジャパンと日本IBMとのシニア制度の差は広がっていきます。

組合に加入しよう

従業員の皆さん、ぜひ、あなたも組合に加入してシニア契約社員の賃上げ、シニア・プロフェッショナル契約の締結・更新を要求求しましょう。組合員数の拡大は、要求を実現する交渉力の拡大となります。組合加入申込書は、組合ホームページ「当支部の紹介」の「組合加入申込書」からPDFでダウンロードできます。

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