3月10日1次スト決行 従業員の生活軽視に抗議

第2次回答
両社とも前進回答せよ 不当回答なら24日半日スト

 日本IBM、キンドリルジャパン両社による3月9日の第1次回答を不服として、当労働組合は3月10日の早朝ストライキ(写真上)を決行しました。
 家庭を持ち子供を産み育てるには、おのずと年齢に応じた最低限度の月額本給が必要です。日本IBMでは10年以上にわたり満足な賃上げが実施されておらず、もはや組合が提唱している年齢別月額最低本給の額を下回る従業員は多数になり、生活設計そのものが狂ってしまっています。
 第2次回答を3月23日に指定しています。今からでも遅くありません。ぜひ、あなたも組合に入り、ストライキに参加しましょう。

団交内容

組合 第1次回答についてだが、日本IBMの回答には5月賃上げの文章が見当たらない。
会社 5月賃上げを無きものにしたわけではない。5月賃上げはする。
 キンドリルジャパンのほうはどうか。
 まだ検討中だ。
 会社分割の際、5条協議の中で絶対に不利益変更はしないと言った。日本IBMが賃上げするのにキンドリルジャパンが賃上げしないのでは不利益変更になる。
 その点も含めて検討する。
 組合が提唱している年齢別企業内最低本給に到達しない人が存在していることは認識しているのか。
 比較したことはない。給与方針が違う。
 組合が提唱している金額に行かない人が増えれば、会社の人材獲得の競争力が無くなる。
 給与の競争力はあるつもりだ。
 会社の給与水準は下がっている。
 生活するための給与が低いからという理由で上げるつもりはない。
 それでは日本IBMに来る魅力が無くなる。
 判断は本人の勝手だ。将来の展望像は見せていない。それは仕方ない。
 第2次回答日を3月23日に指定する。文書回答を要求する。回答を分析し、翌24日の半日ストをするかどうか決定する。
 はい。

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