組合に結集し、2015年に向けた大リストラをはね返しましょう

JMIU日本アイビーエム支部 中央執行委員長 大岡 義久
 あけましておめでとうございます。
年頭にあたり一言ごあいさつを申し上げます。
昨年は悲しい一年でした。3月11日に発生した東日本大震災により、太平洋沿岸部を中心に壊滅的な被害がもたらされました。福島第一原子力発電所では、大量の放射性物質の漏洩を伴う重大な原子力事故に発展しました。
その他にも、景気問題、雇用問題、年金問題、教育問題、食の安全性の問題など、難問が山積しています。
社内では、成果主義による歪みが雇用問題にまで拡大しています。すでに透明性、公平性、客観性、納得性がないことは明らかになっていますが、会社は私たちに人件費抑制のため成果主義を押し付けています。しかし、私たちが「昇給しない」「過重労働だ」などと述べているだけでは、愚痴で終わってしまいます。それを経営陣に要求としてぶつけ発展させなければなりません。
更に、会社の隠蔽体質は、日本アイビーエムの将来をも危うくしています。例えば、みなさんもご存知のとおり、日本アイビーエムの従業員数は非公開です。会社業績指標は私たちの賞与に大きく影響しますが、その目標や結果の値を公表することを会社はかたくなに拒否しています。やましいことがなければ、これらの情報は公開できるはずです。
このような会社に対して、今声をあげて要求できるのは、労働組合しかありません。また、みなさんの安定した生活を支えていくのが組合の役割だと思っています。2015年に向けた大リストラと闘う決意もしています。
要求をもとに団結できる組合へのみなさんの加入をお待ちしています。
この新しい年がより佳き年になるよう心より祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。
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