賃上げ行え、雇用を守れ、減額やめろ

賃上げ行え、雇用を守れ、減額やめろ
1 5 春闘要求決まる

 組合は「すべての仲間の賃上げをしよう」「解雇、退職強要をやめさせよう」「PIP・賃金減額・降格をやめさせよう」をスローガンに掲げ、2月19日に春闘要求を提出しました。
 昨年12月の政労使会議の合意文書では「経済界は、賃金の引き上げに向けた最大限の努力を図る」としました。これまでになく「賃上げ」への期待が強まっています。「今こそ賃上げ!」です。
 組合は春闘アンケートを実施し、賃上げの要求平均額は3万6910円でした。特に40歳代~の生活実態が「やや苦しい」「かなり苦しい」という割合が増える傾向にあります。これは2006年以降、賃金が低く抑えこまれた結果、子供の教育費や住宅ローンなど、一番お金がかかる世代の生活実態が厳しくなっていることがわかります。そのため生活に直結する消費税増税に反対が59%(賛成22% わからない17%)となっています。
 また、「職場で不安・不満感じること」を答えてもらいました。上位から①雇用・リストラ②企業の将来③賃金になりました。毎年アンケートをおこなってきましたが、2位に「企業の将来」が入ったのは初めてのことです。ここから従業員は会社の方針に危機感をもっていることがわかります。「安心して働ける職場」にほど遠い現状が数値として現れました。
 以下に賃上げと一時金要求の抜粋を掲載します。

4月1日付賃上げ要求
・TCR昇給と臨時昇給を実施し、全従業員の賃上げをすること。
・全従業員の昇給率を最低でも3%以上とすること。
・組合が提示している年齢別保障給に満たない従業員について、臨時昇給を実施し、保障給まで賃上げすること。
・全従業員の賃金データを開示すること。

6月10日付一時金要求
・消えた基礎算定期間分1.5ヶ月分を上乗せすること
・日本IBMの会社業績達成度を70以上とすること
・PBC評r価に関係なく、GDPを最低でもReference Salaryの6%以上を支給すること
・一時金の最低支給基準を設け、最低でも組合が提示している年齢別保障給+旧住宅費補助の2.5ヶ月分を支払うこと。

以上

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