意見投稿:「会社の姿勢に矛盾あり-障害者雇用とリストラ-」

「声なき障害者のために」とのことで、意見投稿をいただきましたので掲載いたします。

会社が果たすべき「社会的責任」を考えるとき、このような状況は到底看過できないものです。ぜひお読みください。

10月より実施されている「退職勧奨」→「低評価」→「降格人事」の一連の大リストラは、障害を持つ社員や病気療養中の社員などが多く対象となっています。

経営者やライン管理者など、経営責任のある人の雇用は守られ、末端のもっとも弱い立場の社員に景気悪化のしわよせをすることは、到底許すことはできません。

IBMは企業ポリシーとして、ダイバーシティ(多様性)を重んじ、障害を持つ社員に対しても積極的な支援策などを謳い、社会的責任を果たす「優れた会社」をアピールしています。

本来、障害者雇用促進の精神は、就職困難な障害者を、力のある大企業が積極的に雇用し、持てる力を発揮して自立できるよう、サポートすることが社会への責任であるはずです。

しかし、今回のリストラは、「再就職プログラム」と銘打ちながら、就職困難な障害者をも、ターゲットにしています。

IBMの成果主義は、北城最高顧問が過去に「ラインの気分で評価をしている」と発言しており、先日の中央団交でも、会社も「ラインの恣意が入る」と明言しています。差別意識や偏見のあるラインのもとでは、障害のために、低評価をされる可能性もあります。その結果が退職勧奨では、まったく会社の姿勢と矛盾します。

IBMの「表の顔」と「裏の顔」が見えたようです。

5 thoughts on “意見投稿:「会社の姿勢に矛盾あり-障害者雇用とリストラ-」

  1. 日本IBMは日本法人

    職場復帰を果たしたうつ病経験者が産業医に呼び出され、「IBMで発病したんだから再発しない為に辞めて他の楽な会社に行った方がいい」と言われる。更に産業医はご丁寧にも30代後半の大人の社員の頭越しに田舎の年老いた両親に電話を入れて「今のうちに辞めさせてあげて下さい」と言い、老人が寝込んでしまう。

    部下をビシバシ切り捨てているManagementの奥さんは「何もしない」と評判であるが決して退職勧奨の対象にはならない。今まさにお客様の前にいる社員が、帰社するなり個室に呼ばれて48時間以内に決めろと言われる。

    何か変だと思いませんか?

    労働組合が記者会見をしたと聞きましたが、ニュースでは見ませんでした。記者会見の様子を出来ればUpして下さい。

  2. 通行人

    産業医なんて人事や労務の手先として動いていることは社員なら周知の事実。派遣社員も継続雇用を条件に人事の手先として社員のリストラ材料を集めたりする約束をしたりして。。。。まあ大変な職場ですよ、ココは。w

  3. IBM OB

    元役員が、何もしないのに顧問として多くの人が残っている。即刻顧問契約を解除するよう会社に申し入れるべきです。なぜ役員は何の責任も取らず、のうのうとしているのか、強く抗議するべきである。

  4. 通行人

    外資系ってプライベートは重視されているようなイメージをお持ちの学生さんも多いと思いますが、忘年会に出ないとそいつの悪口大会みたいになって、後で協調性がないというフラグがたち、次回リストラの候補になるって知っていました?イメージとは反対にプライベートに干渉する悪しき慣習がある会社です。今年も新卒や中途が何百人と入ってくるそうですけど、逃亡者が出ないように会社も引き締めに必死ですね。w

  5. 秘書は自宅勤務?

    1ユーザーです。
    今日、箱崎から来ているSEさんから話を聞きました。
    IBM子会社のアプリケーションと言う会社の社長秘書は今年社長が新しく就任したタイミングで秘書となったが、殆ど会社に出社せず自宅勤務?をしているそうです。
    本当かどうか確認はしていませんが、どなたか確認してはいかがでしょう?
    もし本当なら、そんな無駄と言うか公私混同を平然としながら社員の大量の退職強要がされているのは理解出来ません。
    IBM OB様のコメントを読んで、そして先日の管理職のレベルと見ると、日本IBMの本当の問題はマネージメントにあるような気がしています。

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