日本IBM支部全国大会開催

JMITU日本IBM支部の第70回全国大会が、7月29日に南部労政会館において開催されました。新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年から3年連続でリモート会議システムを活用したオンライン開催となっていましたが、今年は4年ぶりのリアル開催となり、会場にかけつけた地方在住の組合員との再会を喜びあいました。全国大会は、これまで1年間の活動総括を行い、今後1年間の運動方針を議論し決定する組合の最高の意思決定機関です。まず、2023年度の活動総括として、ストライキを軸とした賃上げ闘争および成果、IBMが実施した人員削減を中心としたリストラとの闘い、裁判と東京都労働委員会申し立てという両輪での争議の状況を報告しました午 。後からは2024年度の運動方針を討議し、組合員の行動参加促進のための施策や規約変更に関する討論を行い、運動方針案を採択しました。大会ではこの1年間の組合への新規加入者の紹介および定年退職を迎える組合員の表彰も行われました。最後に、今年の大会スローガンである「物価高騰を上回る大幅賃上げを勝ち取ろう!」を満場一致で採択し、全国大会は閉幕しました。

新役員の抱負

全国大会から組合は2024年度に入り、新しい役員体制で取り組んで参ります。ここに各人の今年度の活動に向けた抱負をご紹介します

委員長 大岡義久
物価高騰に配慮しない会社の姿勢に対し、私たちは団結することで賃上げを実現しましょう。また争議の解決を目指します。

副委員長 河本公彦
65歳までの定年延長、シニア契約の給与増額及び賞与支払い等を要求し闘っていきます。

副委員長 安田和
物価高騰が続き、みんなの暮らしは苦しくなる一方なのに、会社には従業員の生活を顧みる姿勢がみられません。少しでも働きやすい職場に変えていくために取り組みたいと思います。

書記長 笹目芳太郎
いまだに続く物価高騰に追い付いた賃上げ、従業員側に有利な争議解決、の実現を目指して、たたかいを続けます。

書記次長 中川賢
退職勧奨、人の転出による要員不足で仕事が回らず、残った人は過重労働。この状況を何とかして変えていきたいと思います。

中央執行委員 三浦裕之
「復職大勝利本人」タスキでまだまだこれからも、高年齢就業確保措置に対する対策を強力に推し進めます。

中央執行委員 森谷俊之
パワハラのない安心して働ける職場と介護離職しない職場を目指します。

中央執行委員 吉野浩介
全社員が安定した生活を送ることができるように、また「心の余裕」を持って仕事することができるように、頑張ります!

中央執行委員 西尾光平
シニア契約社員の待遇向上に貢献する為、また長くデリバリー部門に在籍してきており、デリバリー部門の働く環境の改善にも貢献したい。

中央執行委員猿渡隆史
使用者が仕事を供給し、従業員が労働に従事するという当たり前の企業活動を、この会社は放棄しています。この点を是正します。

中央執行委員 西郡正彦
会社に物価高騰に負けないくらいの昇給を粘り強く要求し安心して働ける会社になるよう活動してまいります。

中央執行委員 佐久間康晴
定年後再雇用賃金差別が高齢化によって職場でも身近な問題になってきました。これを機に組織拡大を目指します。

中央執行委員 平川清茂
理不尽なパワハラと闘い、安心して仕事のできる職場環境の実現に向け頑張ります。

中央執行委員 古畑智哉
会社の不透明な評価制度と闘い、一人でも差別的な処遇がないように公平・公正な評価の実現を目指します

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。