日本IBM支部全国大会開催

組合に団結し大幅賃上げを勝ち取ろう

 JMITU日本IBM支部の第69回全国大会が、7月30日に開催されました。新型コロナウイルス感染症対策のため、一昨年から3回連続のリモート会議システムを活用した全国大会(写真左)となり、来賓の方々にもオンラインにてご参加いただきました。
 全国大会は、これまで1年間の活動総括を行い、今後1年間の運動方針を議論し決定する組合の最高の意思決定機関です。
 まず、2022年度の活動総括として、および裁判と東京都労働委員会申し立てという両輪での争議の状況を報告しました。引き続いて、22春闘では6次ストまで実施、組合推定で日本IBMは1.5%、キンドリルジャパンは1.6%の賃上げを達成しましたが、今般の諸物価高騰を補うには、極めて不十分な水準であることを報告しました。
 午後からは2023年度の運動方針を討議し、組織拡大のための行動やアピール方法、コロナ禍でのホームページやSNSの活用などの運動方針を採択しました。
 最後に、今年の大会スローガンである「組合に団結し大幅賃上げを勝ち取ろう」を満場一致で採択し、全国大会は閉幕しました。

新役員の抱負
 全国大会から組合は2023年度に入り、新しい役員体制で取り組んで参ります。ここに各人の今年度の活動に向けた抱負をご紹介します。

委員長 大岡義久
 従業員の労働条件の改善に努めます。安心して働きやすい職場環境、人材が離れない良い風土を作っていきたいと思います。

副委員長 藤井克己
 従業員の雇用と労働条件を守るため、会社との闘いを続けていきます。

副委員長 河本公彦
 年金支給に合わせた定年延長要求、定期的な大幅賃金UP要求等を勝ち取るために団結して頑張りましょう。

書記長 神谷昌平
 今年度から新書記長として、争議解決、賃上げ実現のために頑張ります。

書記次長 笹目芳太郎
 今般の諸物価高騰に見合った賃上げ、業務経費としての在宅勤務手当を勝ち取るため、従業員の生活に配慮しない給与施策とたたかいます。

中央執行委員 森谷俊之
 パワハラ降格原告として、パワハラのない安心して働ける会社にしたいと思います。

中央執行委員 石原隆行
 大幅賃上げと低賃金者・シニア契約社員の待遇向上、争議の勝利解決のために頑張ります。

中央執行委員 西尾光平
 あまリにも酷過ぎるシニアの労働条件の改善の為、がんばります。

中央執行委員 安田和
 新型コロナ対応で分断され働きにくい職場環境の改善、デリバリー部門の社員と女性社員の支援にも力を入れたいと思っています。

中央執行委員 三浦裕之
 私が入社した40年近く前は、日本IBMはもっとかっこいい会社であった。みんなで昔のようによい会社にしていきましょう。

中央執行委員 西郡正彦
 初めて中央執行委員となり先輩の方々から色々学びながら会社と積極的な交渉を行います。よろしくお願いします。

中央執行委員 佐久間康晴
 物価高騰でも賃金が上がらない、賃金抑制のため中途採用の給料を異常に低く設定して採用するなど新たな問題が発生しています。黙っていては何も変わらないので声をあげて共に闘いましょう。

中央執行委員 中川賢
 職場には切実な不満・不安が渦巻いています。表面化しない嫌がらせや過重労働など、すべてのハラスメントと闘います。

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