いつでもどこでも「ろうきん」

 今年もきれいな桜を見ることができ、沖縄では早くも梅雨入りしたとのことです。今号のかいなでは、新しく入社された方の頼れる資産預け先として中央労働金庫のご紹介をします。

ろうきんについて

 ろうきんとは、労働組合や生協などの、はたらく仲間がお互いを助け合うために資金を出し合ってつくった、協同組織の金融機関です。全国各地にろうきんの店舗があります。
 銀行とろうきんの最大の違いは、ろうきんにおいては営利目的の運営をしていない点です。銀行では個人への融資が約28%、企業への融資が約64%であるのに対し、ろうきんでは勤労者への融資が99%強にも及びます。
 労組や生活協同組合で働く人々がお互いを支え合い、資金を利用することで運営し、得られた利益を利用しやすい商品として利用者に還元しています。

ろうきんは身近に

 ろうきんを支える団体の一つに労働組合があるときくと、気軽にろうきんのサービスを利用し始めるには敷居が高いように思えるかもしれません。しかしながら、普段からろうきんとお付き合いのある、わたしたちの労働組合、JMITU日本アイビーエム支部に加入していただくと、口座を開設でき、サービスを利用することができます。つまり、ろうきんへの入り口は、実は皆さんの身近なところにあったのです。お問い合わせ先は記事の終わりでご案内しています。

加入してもっと身近に

 銀行など金融機関のネットバンキングサービスが開始されるようになって久しいですが、ろうきんもネットバンキングが使えます!その名は「ろうきんダイレクトインターネットバンキング」。サービス内容としては、残高照会・明細照会(貯蓄もOK)、振込振替。資産形成面では定期預金・エース預金、財形預金、投資信託などあり、投資信託では口座が開設できるほか、投資信託注文でご希望のファンドを購入することもできてしまいます。

利用可能な時間

 自宅からでも外出先からでも、店舗やATMを探さずにスマホやPCからろうきんにアクセスできてしまうのがネットバンキング。残高照会・明細照会、定期預金、エース預金、財形預金、投資信託などは、24時間アクセス可能で、利用時間すら選びません。但し、厳密には細かい取扱時間の違いもあるので、その点はご注意いただきたいと思います。

リアルも便利!

 ネットバンキングは場所を選ばず便利とはいえ、生活をしていると、時には実際の店舗やATMへ行く必要も出てきます。特にATMは現金を下ろしたい時に便利で、近所に店舗やATMがなくとも、コンビニ系の銀行やゆうちょ銀行などのATMでろうきんのキャッシュカードを使うことができます。利用回数は無制限で、なんと手数料は無料(キャッシュバックサービス)。近所にろうきんのATMがなくても、いざという時に安心です。
 さらに、給与振込口座をろうきんにすると、インターネットバンキングでの振込手数料が月3回まで無料になります。

エース預金

 さて前述の「エース預金」ですが、これは積立貯金のことです。普通口座から一定額を月々自動で引き落として貯蓄してくれます。臨時の入金や額の変更、自由な引き出しが可能です(満期日を決めないエンドレス型の場合)。
 女性向けを対象としたエンドレス型の積立制度Rukuo(ルクオ)もあり、契約するとノベルティを貰えます。

オンライン相談会

 スマホを使って、残高・明細照会、振込、ためる・ふやす、かりるなどのサービスも活用できて便利なろうきんですが、詳しく話を聞きたい方は、予約をすることで、オンラインまたは来店で、これらのサービスの相談会に参加することができます。

実施中のキャンペーン

 ろうきんでは2023年3月31日までの期間中、資産形成応援キャンペーンを実施しています。iDeCoの新規契約、または在家貯蓄、エース預金の積立額増額で、QUOカード500円分。つみたてNISAの口座開設と対象取引でUCギフトカード1500円分。一般NISA、ジュニアNISAを利用した対象取引でQUOカード1000円分をプレゼントしています。

お問い合わせ先

 ろうきんにご興味をお持ちになった方は、同じ職場の組合員か、もしくは、かいな3面の下にある「組合なんでも相談窓口」に記載の各担当者、組合事務所までお問い合わせください。

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