在宅勤務手当望む声多数

春闘アンケート結果

 春闘アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。賃上げや今年行われる日本IBMの分社化、退職勧奨について多くの声をいただきました。中でも今年の特徴として「在宅勤務手当を出してほしい」というコメントが多くありました。以下に紹介します。

在宅勤務手当について

・在宅勤務となり、光熱費が増えています。手当てが欲しいです。(サポート系50代)
・自宅勤務の際の光熱費等、会社が負担すべき要素も多いと思います。(SE系50代)
・コロナ禍のテレワークについては評価しますが、在宅手当を一切出さないことについては評価しません。(事務系50代)
・昇給が停止していることについて明確に理由を示してほしい。日本の他の企業は昇給を実施しているし、なぜ米国に合わせるのかわからない。在宅勤務手当がないため生活費を削らざるを得ない現状は納得できない。(SE系20代)
・在宅勤務で光熱費など出費が増えたにもかかわらず、相変わらず昇給がない。(サポート系50代)

賃上げについて

・すでに20年間賃金が上がっていない、これはとても異常なことだと思う。学費や消費税率10%に伴い家計に重くのしかかっているので何とかしてほしい。(事務系50代)
・昇給でなく給与調整という見慣れない用語が就業規則に載っている。雇用を守るという企業の責任を果たそうとしない会社。(コンサル系50代)
・シニア契約社員の最低賃金レベルの処遇に困っている。(事務系60代)

分社化について

・はっきりとした理由を説明されることなく分社化。残った母体でもリストラの嵐。社長は昔の日本IBMのオマージュのような方針を取っているが多少しか改善されてない。裏ではブラック体質のまま。(事務系40代)
・新会社設立に向けて、今後IBMがどうなるのか分からず不安がある。雇用について大変不安がある。(事務系50代)
・新会社の社員の範囲、処遇、売上規模について情報をまだ何も発表していないのは遅いですし、また新会社の社員の処遇について不安です。(SE系50代)

職場環境について

・能力主義、成果主義をうたっているせいか、社員同士の責任の押し付け合いや、いがみ合いだらけで前に進まず、空回りしているように感じます。社員は保身に走り、お客様のほうを向いてなさそうです。(事務系40代)
・お客様の無茶な値引き要求にも毅然と対応し、無理なプロジェクトは撤退するようにしてほしい。(SE系20代)
・在宅勤務で夜間も作業をすることが増えました。(事務系50代)

退職勧奨について

・会社は社員を育てようとせず、リストラばかりやろうとする。外へのキャリアを勧めるのは、社員を育てる気がなく、業務放棄しているのと同じである。(SE系50代)
・退職勧奨を続けていると若手社員が会社離れするのは当たり前だと思います。「若手社員の会社離れをいかに防ぐか」という議論を会議でやっていますが、そもそも若手社員が何故会社離れをするのか本質を会社は分かっていないと思います。(SE系50代)

会社の将来について

・人員を削減するだけで将来のビジョンが見えない。人が減ればデリバリーできる時間が減るにも関わらず、レベニューを増やせと言う考えは矛盾していると思います。(サポート系50代)
・変化を厭わない会社といえば聞こえはいいが、その結果何も実になるものが残らなかったとしたら、結果として社員にも社会にも株主にも貢献できないで終わってしまうだろう。(SE系50代)
・会社の方針や戦略に一貫性がなく、会社での自分の役割や今後の仕事を中期にわたって思い描けない。(SE系50代)

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