会社が謝罪文掲示

会社が謝罪文掲示
-都労委に続き中労委も不当労働行為認定で-

 「かいな」前号にて既報の通り、中央労働委員会(中労委)は7月10日、解雇予告通知を受けた組合員に関する団体交渉を会社が拒否したことが不当労働行為にあたると認め、組合に対する謝罪文の掲示を会社に命じました。これを受け会社は7月17日から26日まで下記の内容の謝罪文を箱崎本社に掲示しました。

IBM中労委命令 会社掲示謝罪文

会社は謝罪文を掲示したものの、その場所は社員が普段通る通路よりも5~6メートルも離れており、しかも3段階段を下ったフロアで、まず気がつかず、気がついたとしても字が読めないばかりか、脇に常にガードマンが立っており、近づくことさえはばかられる雰囲気の中で掲示されていました。
ここにご紹介するとともに、各事業所の組合掲示板にも掲示していますので、ぜひご覧ください。
38ページにもおよぶ中労委命令書は「再発を抑制する必要がある」と将来に渡り会社を拘束しており組合との協議を尽くさず解雇はできなくなりました。
3QもGTSを中心にまたRAが実施され、多くの相談が寄せられています。組合に加入すれば団体交渉で会社と協議できます。組合に加入して安心しましょう。

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