【レノボ団交報告】 雇止めの根拠示せず

 10月18日、レノボ社との団体交渉が行われました。引き続き有期雇用社員Aさんの雇止め問題と正社員の退職勧奨について交渉しました。
 まず雇止め問題ですが、会社が提示したものは、当時Aさん所属「ノートブック開発」の、契約社員5人について、①契約終了が3人、継続が2人 ②2人の継続理由は新規プロジェクト1件と複数プロジェクトのメンテナンス業務を持っているため、という2点のみでした。会社全体の話には一切触れず、雇止めの根拠となる「財務諸表」「人員計画」「製品計画」についても、神奈川県労働委員会からも組合に開示するよう求められているにも関わらず非開示のままです。
 正社員の退職勧奨と11月末締めのプログラムの有無について、会社は、「随時見直しをしている」とだけ繰り返し、明言を避けました。組合へは、上司から、「あなたのポジションはありません。
会社に残るのであれば、降格、職種変更、米沢への転勤もありえますよ。」という「退職強要」が行われていると相談があります。米沢にリストラ部屋を作るつもりでしょうか。
 組合は、団体交渉中に次回団交の日程を決めるよう会社に要求しましたが、時間切れと言い残し、席を立ち会議室を出て行きました。これは不誠実団交、不当労働行為です。10月25日に、神奈川県労働委員会で、会社の不当労働行為について審議されました。結果は追ってお知らせします。

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