会社はRAP退職予定者に年休の取得をさせなさい!

組合には、2010-1Qリソースアクションプログラム(RAP)により退職を決意された方から、退職前に年休の取得できないと相談が入っています。退職期限付きのプログラムを進めながら「業務が忙しいから年休の取得は難しい」というライン発言にも驚かされます。人事はラインに対し適切な指導、教育を行ってください。

組合に寄せられた相談では、RAP退職予定者にラインが年休の承認をしない、または年休申請前に申請ができないような発言や雰囲気を作っています。欠員が出て影響が出る状態でリストラを実施すること自体驚きです。また労働力の不足の解決策を考えるのはラインの責務です。

会社は、労働者からの年休申請を認めなければなりません。 労働関係が終了すると労働者は年休権を行使することができなくなります。すなわち、退職日以降に年休を取得することはできませんから、「時季変更権の行使」を会社はできません。RAPで退職を決意された方は、堂々と年休申請をしてください。
ラインが申請を承認をしない時は、組合にご相談ください。

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今回のRAPで退職を決意した者です。
ラインから有給休暇の取得は難しいかもしれないが、プロジェクトと調整して取得してくれと言われています。しかしプロジェクトは仕事が忙しい、引継ぎ者が決まっていないという理由で有給休暇を取らせてもらえない雰囲気です。有給休暇はxx日ほどあるのですが、捨てるしかないのでしょうか。私だけでなく今回のRAP対象者は有給休暇も取らせてもらえないまま辞めさせられているようです。
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長年の会社への貢献ご苦労様でした。
組合は、従業員へのこのような扱いは看過しません。
今後もご支援をお願い致します。

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