入社19年目にして2度目の新人研修(GCI)!? ――所属長、IHCS研修担当、人事部門が結託して不当な評価に――

理解に苦しむ理由付けで、社歴19年になるにもかかわらず新入社員研修を受講させられ、そのあげくに不当な「不合格」評価となった方からの投稿です。

理由が分からないまま『業務命令』で

今年4月、当時の所属長(N担当)から、ELT新人研修(GCI)を受けるようメールがありました。入社年度に既に合格しているのでどのような目的の受講なのか尋ねた所、「お客様先に出て仕事ができるかの確認のため」という答でした。入社して20年近く、お客様先で大きな問題を起こした覚えはなく、「お客様第一」を実践してきたつもりです。どうしても納得できないと伝えた所、業務命令で受けてもらう、従わなければ「警告書」を出すと言われました。従わないと懲戒もあり得ると聞き、やむなく受験を決断しました。

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クラスルーム研修でも低評価を押しつけ

5月からの5回に渡る幕張での集合研修ではほぼ全員が新入社員で、子供がいれば同じ年代の人達と机を並べて資料作成やプレゼン、レビューなど行うので、気持ちの上で抵抗がなかったと言えば嘘になります。しかし決心した以上は最大限活用し合格しようと気持ちを切り替えました。学習内容は現場で経験した事も多く、未経験分野も類推できる範囲だったので余裕を持って進められましたし、プレゼンでのコールテーカーの評価も概ね良いものでした。

ところがあるコースの終了後に「新入社員を含む平均点より6点も下回っています」と通知があったと所属長から伝えられました。ペーパーテストは現場で経験した分野が中心で自信はありましたし、予習もしたので上位は確信していました。どの問題を間違えたのか所属長を通じて確認した所「成績は試験の結果だけで決まるものではありません」、「習熟度が低いようですので次の3項目を十分に復習して下さい」という、具体性の低い回答でした。復習が必要との項目も経験した物ばかりなので指摘は腑に落ちません。ふと、コース中にクラスマネージャーの研修担当『T氏』が受講生に向けて妙な事を言っていたのを思い出しました。「本番(合宿研修)のコールテーカーが私に当たったら覚悟して下さい、私の機嫌を損ねるとまず不合格と思って間違いないです」

卒業研修、アンチ役から評価コメントも「不合格」に

9月末から受験した4日間の合宿研修では、3人のコールテーカーに各1~2回のプレゼンを行いその結果で合否が決まります。1人目、2人目とも特に支障もなく通過し、2人目の講評ではお客様先に出ても何も問題はない、とのコメントもありました。

3人目はまさかと思いましたが『T氏』でした。名刺交換をして外のゴルフ場の話題から今度ご一緒に、と会話を繋げた所「私は社内の人としかゴルフをしないことにしてるんです」と、ここからいわゆる「アンチ役」(IBMに好意的でないお客様役)と呼ばれる役柄を演じ始めたようでした。プレゼン中も、窓の外を眺めたりペンでコツコツ机を叩いたり、説明を進めてよろしいでしょうか?と問いかけても「興味ないんだよねぇ」と返事が返ってきたりと重苦しい雰囲気でのプレゼンでした。アンチ役に当たった新人の中には途中で泣き出してしまったり、怒りのあまり途中で説明を放棄した人もいたと聞きます。せっかくお時間を頂いているのでお持ちした資料だけでも、と申し出た所、「聞く気が起こるとは思えないけど先行って」とのやり取りもありました。何とか最後まで説明を終えた時、「よく分からなかった点、まとめ直して持ってきて」とのこと、しかし質問自体がなかったのでメモを取っていなかった所に「メモ取ってなかったの? やる気あるの?」との指摘が飛んで来ました。これは引っ掛けられたと一瞬思いましたが、アンチ役への最善の対処を考え、丁重に「大変申し訳ありませんがT様がご理解頂けなかった点を今一度お教え頂けますでしょうか、T様の意にそぐわない回答をお持ちしてお時間を頂戴するのは大変心苦しいので」と切り返した所、しばらく黙った後「んー、じゃあxページとxページをもっと詳しく書いて持ってきて」とのことでした。

この宿題についてネット等で情報を集め、決め球的に資料を作って翌日説明すると、アンチ役の口からポロリと「今の説明は分かりやすかったけど…」と言葉が漏れました。同意することはまずあり得ないアンチ役からプラス評価をもぎ取ったのは大きな加点要素、合格を勝ち取ったも同然とさえ考えました。全体の説明を終え、今後も検討を進めさせて下さい、と合否の確認をした所、返ってきたのは「今回はIBMさんにはお願いしません」との、それまでの流れと余りにチグハグな不合格の通知でした。

ロールプレイを終え研修担当としてのT氏の講評では、アンチ役に適切な対応を取り続けただけでなく加点の発言まで引き出した事には一切触れず、それどころか欠点ばかりを上げ連ね、それが次第にエスカレートして行って最後には「コミュニケーション能力ないんじゃないの」との発言まで飛び出しました。アンチ役からコミュニケーション能力について指摘されるとは思いもよりませんでした。

この時、理由も分からないまま業務命令で受験を強制された意味がハッキリと分かりましたし、気持ちを切り替えて合格を目指した努力は初めからムダだったのだと思い知らされました。

押し込んだ所属長はごほうび?昇進

不合格の通知を受ける前日の10月1日にN担当がISE社長に異動になっていたと知りました。ITスペシャリスト資格を持つ社員を強制的にELTに放り込んでその後の対処は後任に押し付け自分はさっさと別の部門に移った形のN担当、そしてプレゼンの内容に全くそぐわない到底納得できない不合格判定を下したIHCS研修部門のT氏、またIHCSの上位部門(当時)でありT氏に一連の行動を指示したと容易に推測できる人事部門の3者に対しては強い不信感を感じます。可能性として、昨年末の”暴力的”な退職強要を断った事への報復として3者が裏で結託した結果が今回の不合格で、この先、これを理由に職種変更や退職を迫って来る事が十分考えられます。今回の、理由が全く不明の新人研修受験と到底納得できない不合格について、抗議と説明を要求していますが、未だ納得のいく回答は得られていません。

2 thoughts on “入社19年目にして2度目の新人研修(GCI)!? ――所属長、IHCS研修担当、人事部門が結託して不当な評価に――

  1. 匿名希望

    被害者の元ラインのN担当、IHCS研修部門のT氏、一連の行動を指示したと人事部門の人こそリストラすべきだ。
    それにしてもT氏は最低な奴ですね。
    こういう人を早く切ってまじめな社員を大切にして欲しい。

  2. 元愛美笑む

    読んでいて感じたこと。この方の書かれる内容とてもわかりやすい。きっとすばらしいプレゼンされる方なんでしょう。わたしも昔、不当にむつかしいITの問題だされて不合格通知 退職強要を経験しました。

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