多大な労力を費やした昇進パネルの作成 実態はマネージメントの眼鏡にかなった人を昇進させる目的で利用多大な労力を費やした昇進パネルの作成 実態はマネージメントの眼鏡にかなった人を昇進させる目的で利用

日本アイ・ビー・エム社員の方ならお判りと思いますが、この会社で世間で言う「勝ち組」になるには、成績評価で「1」を取るか、昇進パネルを使ってバンドを上げるしか方法は有りません。そうしないと、先週号の「かいな」で投稿された方のように社内貧困の苦しみを味わうことになります。
問題は評価「1」を取るような社員はごく一部で有り、ずば抜けて優秀なスーパー社員か、昇進の事しか頭にない自己中心的な社員です。多くの社員は昇給ゼロか人に言えないような低額昇給で生活苦を味わっているのが実態です。
今回の投稿は、バンドを上げるツールの昇進パネルの問題です。

「評価2」で連続ゼロ  昇給に対する憤り

私は、ここ数年間「評価2」で連続昇給ゼロです。増税や物価も年々上昇し、家族も増え生活が苦しく暮らしにくい世の中になってきました。
これから子供の受験等で益々出費が続くのに、昇給無しでは生活設計が成り立たず話になりません。この先たとえ評価が良くなったとしても、微々たる昇給額ですし、昇給額を大幅に上げるには、昇進するしかありません。しかし最近は昇進するには、自分で手をあげ昇進パネルから昇進するしか道がなくなり、IBM人事は昇進基準を明確にする為に昇進パネルを導入したというが、逆に昇進パネルが厚い壁となり昇進しにくくなったと感じます。記入するには、10数項目を詳細に記入し証明しなければならない為、かなりの労力を費やさなければならず、みなさん途中であきらめてしまう方も多いようです。
私も2回昇進パネルを申請しましたが、最初の所属長の段階ですぐ却下され、一行程の抽象的でいい加減な却下コメントだけで突き帰されてしまいました。その後も却下理由についての何のフォローもなく憤りを感じています。
このままでは何年経っても昇進できないのではないかと不安に陥ります。 逆に昇進パネルは形式だけで、マネジメントが昇進させたい人だけに昇進させるような状況もあるようです。

IGAS出向者の昇進パネルについて

IGASには、メンター(アドバイザー)制度が人事から出向社員に対し周知されておりませんでした。今回のパネル申請では、IGAS人事からIGASにおいて一番詳しいと言うアドバイザー2名の方を紹介してもらいましたが、二人とも業務知識が無く、そんなによくは判らないと言って断わられてしまいました。 昇進パネルについてほとんど知らないという返事と私は受け止めました。
その後、再度人事の紹介で1名を紹介してもらいましたが、時間的に余裕がありませんでした。 また、上司からは、アドバイザーについての話もなく、昇進パネルについて何も知らないようでした。

【参考まで】
IGAS人事に改善を求めた内容の抜粋です。

IGAS出向者に対し、パネル審査発足時からIGAS人事は昇進についてアドバイザー等の詳細を対象者に周知させてなく問題です。
IGASに出向者が存在する以上、待ちの姿勢ではなく、IBMの人事部門と積極的に打ち合わせを行い、IGAS人事が気づいておられない内容もレクチャーを受け、理解するることがまず必要ではないでしょうか。
至急、万全を期してください。そうで無いと、IBM本体の社員とIGAS出向者の扱いに差が出ることになりアンフェアが生まれています。

出向者のバンド8への昇進パネルが無い事も判明

IGASでバンド7からバンド8への昇進パネルを申請してみたが……
IGAS人事は出向者でバンド7からバンド8への昇進パネル申請をする人に対し、アドバイザーを紹介してきました。
しかし、パネル申請後の所属長の審査時点になって、「IGASでは出向者のバンド7からバンド8への昇進パネルは無いのでIBMに帰任してバンド8へ昇進するしかない」と回答があり、組合がIBM人事に聞いた回答と相違があります。また、IGAS発足時から数年間は出向者のバンド8への昇進の道があったが、数年前から無くなったとIGAS人事からの回答。バンド8が無くなった事に対する何の発表もなく会社の不手際です。

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